最速トレンド.com

スポンサードリンク

紅葉と言ったら京都。

京都と言ったら紅葉。

言い過ぎでも誇張でもなくて、

本当に京都と言われて思いつくところならどこでも紅葉の名所になっている。

清水の舞台で有名な清水寺、

銀閣寺こと慈照寺の嵐山、

銀に対して金閣寺こと鹿苑寺、

石庭の竜安寺に鳴き龍の天龍寺

などなど挙げればキリはないけど、

学生時代の修学旅行で行ったところを適当に挙げれば全部紅葉の名所としてヒットするぐらいの紅葉国家京都。

シーズンともなればその多量の名所に引き寄せられて全国、ともすれば全世界から人々が押し寄せる。

だがそうなると、静かにゆっくり紅葉を見てくつろぎたい、という目的とはそぐわないことになってしまう……

今回紹介するのは、

そんな一人でぼんやり季節の贈り物を眺めたい、

孤独にエモーショナルな気分に浸りたい、

恋人と自分たちだけの世界に浸りたい(？)

そんなあなたは必見の超穴場スポットを一つ紹介したいと思う。

昨今穴場だ穴場だと言いながらその触書で結局普通の観光名所と化しているファッション穴場が増えている中、

元旅行会社社員をして

「ガイドブックでは見たことがない」

とまで言わしめたもはや穴場ってか誰も知らないんじゃなかろうかというスポット

その名も

“禅定寺”

名前も聞いたことがない方がほとんどだろうが、

この寺実はかなり由緒のある寺。

なんと藤原道長の父親の時代に造営を命じられたものだというのだ。

皆大好き平等院鳳凰堂よりも古い。こちらは道長の息子が作ったものだ。

まあそんな歴史背景はいい。

興味がある人は掘り下げてみるとおもしろいかもしれない。

境内はこんな感じ

本当に紅葉の名所としては知られていないようで、肝心の紅葉の画像は見つからなかった。

私も写真は撮っていないので、どうしても気になる方は行って自分の目で見てみるしかない。

しかしこの庭園が既にいい味を出している。

小ぢんまりと奥まっている感じがなんとも言えませんね。

秋にになるとここにある緑が赤や黄色に一斉に染まるわけです。

なんだか別世界に迷い込んだかのようです。

人が少ない、どころか下手すれば自分しかいないという状況も異世界感の要因かもしれませんね。

今年の紅葉は、こんな誰も知らないような場所に

――こっそり、

行ってみてはいかがだろう。

すぽんさーどりんく